講師紹介 伊藤とく美 岩谷学園テクノビジネス専門学校日本語科主任教員
『日本語上級話者への道 きちんと伝える技術と表現』共著者

 

第5回 「会話の授業実践編3-2-中上級学習者クラスの授業例」

今回は、前回に続き中上級(中級後半)レベルの学習者のクラスの授業について、実際に『日本語上級話者への道』を使ってどのように授業を行ったらよいか、留意点について考えていきます。

前回、第4回の冒頭で中級から中上級のレベルの話者に欠けている日本語能力として、いくつかの項目をあげ、上級レベルでの目標設定についても触れました。

今回は「聞き手の期待や意図を理解して話す」についての授業例です。

授業例2「聞き手の期待や意図を理解して話す」

中上級のレベルの学習者はある程度意志の疎通はできても、相手の質問の意図や聞きたい内容について理解して話すことは難しいようです。

日本人独特の婉曲表現や間接的な言い方についても練習の必要があります。第2課の「きっかけを語ろう」を使って考えます。

2課 「きっかけを語ろう」